2015.3
ゆかりの場所 北海道にて
紋別郡白滝村
北海道に このようなゆかりの場所があったことを
今回 初めて知りました
この地を開拓した当時のことをいろいろと想像し、自然や人の凄さに感じいりました。
○武田惣角がこの地で道場を開いていた時に、面白い武道がある
ということで、開祖が教えを乞いに稽古に来たという由来の地です
道路の向かい側にある ゆかりの神社
延々と続く道路。左側が神社。右側がゆかりの碑。
徒歩や馬で移動していたのですねぇ。感慨無量。
3月17日の風景です。
合気道の型稽古 について
この間 テレビで空手の選手権大会の結果を放映していました
型の部で優勝した女の子(小学生だったような)の画像を 見たのですが、
スゴイ 凄い 本当にキレッ、キレッ、の動きであり、打突の勢いと
ぶれない跳躍。そして裂帛の気合をだし、その上 目つき(眼光)が
凄かった(毘沙門天を思い出しました)
空手の試合を知らない私でも、この子の優勝は合点がいくものでした
一人だけの動きであっても この勢いと身体のキレ、そして気迫は
イザという時にも充分な、チカラを発揮できるものだろうなと思いました。
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さて 合気道という武道の稽古は、二人一組の型稽古から始まります
同じ体格の人同士であれば良いのでしょうが、そういう訳にもいきませんね。
例えば 背の高い人と低めの人が組んだ場合。。
そのような時は、低めの方の背丈に合わせて貰いたいと思います。
特に最初に行う、基本の技については 殊更そういう合わせと理解が必要だと思います。
基本の型を知り、反復稽古を重ねることにより、いつの間にか(?)体格差に
捉われないタイミングや動きのキッカケを感じるようになります。
人が一番最初に戸惑いを覚える体格差や力の差への余計な印象も結局は、
自分が作っているものですが、これを克服する対応力って なかなか得られませんよね
なので ゆっくりした動きでも反復稽古を重ねて 身体で覚える必要があると思います。
ゆっくりした確実な動きは、速い動き方に移ることができます
ゆっくりでもバランスのとれた動きは、自然に速い動きに変わります
しかし 早い動きのみに目が行くと、身体のバランスを考えない不自然な動きに
なってしまいます。
そういう不自然で雑な動きから 出される技を受けるのは 正直快いものではないと思います。
そういう不快感を与える技の動きにならないためにも
ともかくチカラづくで 押さえこむ。。。というのではなく、
しっかり掴むという事と、チカラ任せに掴むということを同じ事と
考えないようにする・・・とか
また
自分はチカラでは負けないから ともかく”負け”をイメージする
”受け”には応じるものか! と 思ったりしてしまうと
お互いの力を認め合う 錬り合いではなく
技の理解にはつながらない、ただのぶつかり合いになってしまい
違った方向性に進んでしまうように思います。
そうすると せっかくの武道の面白さや魅力に気づかないままで
結局 こんなものかという部分に収まってしまうのではないかと思います。
それは とても残念です。
それでも違った方向性でも 続けていれば気づく時があると思います
続けていれば 気付かせてくれる人に出会う可能性もあると思います。
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でも やっぱり 遠回りの感は否めません。(2015.3.11)
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